南田裕介×CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ Vol.5
日本の鉄道史を象徴する3つの車両をモチーフにしたシチズンの「鉄道開業150周年記念ウオッチ」。パッと見はちょっとおしゃれなアナデジ時計。よく見たら電車の顔のよう。さらによく見ると――鉄道好きにはたまらないディティールと車両へのリスペクトが詰まっていた。鉄道大好きホリプロマネージャーの南田裕介氏が鉄道好きだからこそわかる「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力を語ります。
第5回 「鉄道開業150周年記念ウオッチ」に込められた思いと可能性
「時計と鉄道」に対するシチズンの想い
「鉄道開業150周年記念ウオッチ」を拝見して感動したのは、デザインのディテールはもちろんですが、なによりも実在する鉄道車両をそのまま日常使いが可能な腕時計にした、見事に仕上げてくださったことに尽きますね。
シチズンのご担当者に企画の背景を伺ったら、中央線沿線在住の企画者が日々電車の顔を見ているうちに、「電車ってそのまま時計にできるのでは?」と考えたことが始まりだったとおっしゃいました。
鉄道好きからすると割と考えがちなことではあるのですが、こうして出来上がった「記念ウオッチ」を目の当たりにしてみると、けっして「そのまま」ではないことに気づかされます。1号機関車、201系、E235系それぞれが持つ語られるべき、ぼくが見て身に着けてみて、語るべきコンセプトがものの見事にとらえられていた。まさに“胸キュン”でした。
それはおそらく、企画者をはじめとする「記念ウオッチ」に携わった製作サイドの方々すべてが、鉄道に対して大いなるリスペクトを抱いていてくださっていることに起因するのだろうと感じています。
シチズンは国鉄職員が携帯していた腕時計のホーマーも製作したとも伺いました。私も駅に下がっている大時計の盤面に記された「CITIZEN」のロゴを何度となく目にしたことがあります。ともに「時間」というものが絶対の存在である「時計と鉄道」に対するシチズンへの信頼感。鉄道員も感じていたであろう「CITIZEN」のロゴへの信頼を「記念ウオッチ」3種類すべてを身に着けてみて十分に感じたことでした。
未来に向けて広がる「鉄道ウオッチ」の可能性
車種選択にはメッセージ性の妙も感じられました。1号機関車は鉄道の原点であり、E235系は150周年以降の未来を担う存在です。201系が日本経済の右肩上がりの繁栄から停滞までの長い年月にわたって、ビジネスパーソンを支えてきた存在であることは言うまでもありません。
個人的にはこの3種類の車両から発展して、アナデジによる「鉄道ウオッチ」の将来性に期待すること大です。こんな車両があったらいいな、あんな車両の腕時計を着けて過ごしたいなと、つい想像を巡らせてしまいます。
具体的には、E235系の総武・横須賀快速線バージョンならすぐにもできそうですし、103系のウグイス色やオレンジ色などのシリーズ展開も期待したいところです。クモハ12形のぶどう色もいいし、お召仕様のEF58形61号機やブルートレインを牽引したEF65形1000番台もほしい。さらに、明るい未来へ向かう最新式のGV-E400系気動車や、蓄電器式のEV-E301系(ACCUM)も時計との相性がよさそう……など、今後の展開への夢と希望は広がる一方です。
CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ
左から「1号機関車」モデル、「中央線201系」モデル、「山手線E235系」モデル
受注期間 | 2022年9月21日~12月7日 |
納品予定 | 2023年6月予定 |
価格 | 1号機関車(JG2135-68E):3万8500円 (税込) 中央線201系(JG2130-61E):3万6300円 (税込) 山手線E235系(JG2130-61F):3万6300円 (税込) |
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【過去の記事を読む】
Vol.1 鉄道好きから見る「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力
Vol.2 鉄道150年を象徴するレジェンド「1号機関車」とは?
Vol.3 昭和から平成、令和も現役の「201系」とは?とは?
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