南田裕介×CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ Vol.4
日本の鉄道史を象徴する3つの車両をモチーフにしたシチズンの「鉄道開業150周年記念ウオッチ」。パッと見はちょっとおしゃれなアナデジ時計。よく見たら電車の顔のよう。さらによく見ると――鉄道好きにはたまらないディティールと車両へのリスペクトが詰まっていた。鉄道大好きホリプロマネージャーの南田裕介氏が鉄道好きだからこそわかる「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力を語ります。
第4回 山手線の最新鋭車両「E235系」とは?
今後20年間JR東日本の通勤・通学シーンを支える存在に
E235系はJR東日本が2016(平成28)年に運行を開始した最新鋭の通勤形電車で、2019(令和元)年までに山手線の全車両550両をE231系から置き換えました。山手線用の前面と側面の帯はウグイス色(黄緑6号)を基調とし、黒色ドットのグラデーションが洗練された印象です。2020(令和2)年からは横須賀・総武快速線で青いE235系1000番代の運行も始まりました。この編成には、2階建てグリーン車も2両連結されています。
前回ご紹介した201系がミドル世代と一緒に激動の時代を乗り切った車両なら、E235系は今後20年間、これからの鉄道趣味を背負ってくれるはずの「ヤング」世代とともにJR東日本の通勤・通学シーンを支えてくれる存在となるでしょう。E235系が引退する頃、きっと私も定年を迎えそうです。
子どもの頃に描いていた“未来の時計”のイメージ
「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の「山手線E235系」モデルは、もちろん山手線のウグイス色がモチーフとされています。そこに施された黒いグラデーションのイメージも“実車そのまま”といえる印象ですね。盤面上部にはヘッドライトをイメージした四角い銀色のワンポイントが2つ。時分針部分は実車の運転席のメーターそっくりのデザインが施されています。「ANA-DIGI TEMP」ロゴ下部のウグイス色のラインも、気が利いています。
「山手線E235系」モデルの“一番”といえるポイントは、秒表示部分がちょうど山手線の路線図のようになっているところです。ウグイス色の円形帯内の白い点が山手線の駅数と同じ30個になっていて、秒針が2秒に1駅とバランスよく「外回り電車」のように進んでいく。「内回り電車」のように反時計回りにならないのは“宿命”でもあり、2020年に高輪ゲートウェイ駅が開業するまで山手線の駅数が29だったことを思うと、「鉄道開業150周年記念ウオッチ」のもつ“運命”のようなものを感じます。29駅時代だったら、こううまくは、はまってくれなかったでしょうね。
「E235系」モデルの第一印象は、子どもの頃に描いていた“未来の時計”のイメージでした。実際に装着してみると、“未来人になった気持ち”になります。そんなこともあって、このモデルは、たとえばクリエイティブプランナーといった「ノータイ・丸首シャツ・フリーアドレスな人たち」に、最も似合うような気がします。
CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ
「山手線E235系」モデル
受注期間 | 2022年9月21日~12月7日 |
納品予定 | 2023年6月予定 |
価格 | 山手線E235系(JG2130-61F):3万6300円 (税込) |
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【過去の記事を読む】
Vol.1 鉄道好きから見る「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力
Vol.2 鉄道150年を象徴するレジェンド「1号機関車」とは?
Vol.3 昭和から平成、令和も現役の「201系」とは?とは?
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