南田裕介×CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ Vol.1
日本の鉄道史を象徴する3つの車両をモチーフにしたシチズンの「鉄道開業150周年記念ウオッチ」。パッと見はちょっとおしゃれなアナデジ時計。よく見たら電車の顔のよう。さらによく見ると――鉄道好きにはたまらないディティールと車両へのリスペクトが詰まっていた。鉄道大好きホリプロマネージャーの南田裕介氏が鉄道好きだからこそわかる「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力を語ります。
第1回 鉄道好きから見る「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力
技術者の“こだわり”とデザイナーの“鉄道愛”の詰まった3本
3種類それぞれ見る人が見れば「それ」と分かるデザインでありつつ、普段使いができる完成度が高い腕時計になっている、細かく施された工夫がすごいですよね。いい意味での技術者の“こだわり”とデザイナーの“鉄道愛”を感じます。
鉄道ファンの「ツボ」を押さえた盤面デザイン
たとえば、「1号機関車」モデルでいえば、秒表示部分はスポーク動輪をイメージしたディスク、時分針部分は、針が煙室扉ハンドルで、インデックスはプリントでなくビスが一つひとつ穴埋めされていたり、ロゴも形式標記や銘板にそれぞれ似せているなど。単純に文字板を機関車の顔っぽくしているのではなく、随所に車体のエッセンスを取り入れているのがいいですよね。
「201系」では秒表示部分がアナログメーターで、時計部分は実際の車掌が業務用に使っていた「シチズンホーマー」っぽさを取り入れている。ほかにもいろいろポイントはあるのですが、とくに“キュン”ときたのが、窓下に横3本並ぶバーをきちんと再現しているところ。ぼくにとってこのバーこそが201系の象徴なんです。このバーのつくる影が「中央特快」の前面方向標示板にかかっているのがたまらないんですよね。
「E235系」では秒表示部分が山手線の路線図のようになっているのがポイント。白点が山手線と同じ30駅になっていて、秒針が2秒に1駅とバランスよく、「外回り電車」のように進んでいく。高輪ゲートウェイ駅ができる以前の29駅時代だったら、こううまくはまらなかったでしょうね(笑)。ウグイス色地に施された黒いドットのグラデーションも実車そのままです。
「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」はこんな人におすすめ!
ベルト部分も含めてシックな黒一色の「1号機関車」モデルは使いどころを選ばない汎用性と、存在感、質感に優れたデザインです。使い手も老若男女を選びません。
「201系」にはさまざまな塗色がありましたが、中央線のオレンジ色は“これしかない”チョイスですね。201系自体がアナログとデジタル双方を備えた車両でしたから、「アナデジテンプ」はピッタリだと思います。201系は国鉄からJR、社会的にはバブルの絶頂と崩壊を経て現在に至る日本社会を走り続けた電車です。ぜひ、同じ体感をしてきた壮年世代に着けてほしいものです。
「E235系」は未来に向けて走っていってほしい電車ですので、若い世代にふさわしいモデルといえますね。あとは、クリエイティブなお仕事の方とか……。E235系同様の洗練されたデザインで、ノータイ・丸首ファッションにも似合いそうです。鮮やかなグリーンだけど、着けてみると意外と浮かずにおしゃれな感じにまとまっています。
3種類とも“着け心地”も抜群です。ベルトは細かい金属の連なりなのにけっしてガチャガチャしない、腕と一体化したようなフィット感がいいですね。
次回からはデザイン元になった車両を南田さん視点で解説しつつ、各モデル毎の魅力にあらためて迫ります。
CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ
左から「1号機関車」モデル、「中央線201系」モデル、「山手線E235系」モデル
受注期間 | 2022年9月21日~12月7日 |
納品予定 | 2023年6月予定 |
価格 | 1号機関車(JG2135-68E):3万8500円 (税込) 中央線201系(JG2130-61E):3万6300円 (税込) 山手線E235系(JG2130-61F):3万6300円 (税込) |
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