肥薩本線

球磨川沿いには温泉街は広がる。人吉温泉は人吉駅、人吉旅館に併設
肥薩線はとにかく見どころが多い。雄大な車窓風景や開業当時から変わらない明治の駅舎、スイッチバックにループ線と鉄道ファンにとってはある意味忙しい路線だ。また、「SL人吉」をはじめ、特急「はやと」や「いさぶろう」・「しんぺい」といった車両のバラエティーさもあり、鉄道旅を楽しむにはもってこいなのだ。
八代を出発すると、球磨川を沿って線路が続く。球磨川はかつて日本三大急流と呼ばれていたが、ダム建設により現在その面影はない。山間に入っていくと、球磨川に沿って深い渓谷を進む。八代~人吉間は俗に“川線”と呼ばれている。一方、ここから先、人吉~吉松間は“山線”と呼ばれ、スイッチバックとループ線で矢岳を越えていく。この景観は日本三大車窓のひとつに数えられ、眼下には雄大なシラス台地が広がる。天気がよければ錦江湾が遠望できる。
スイッチバックのある真幸、支線の吉都線が出る吉松を停車し、熊本、宮城、鹿児島へと県境を越える。嘉例川の駅舎は1903(明治36)年に建てられ、現在も現役で活躍している。
| 開業年: | 1909(明治42)年 |
|---|---|
| 営業キロ: | 124.2km |
| 所要時間: | 約2時間30分 |
| 動力方式: | 内燃 |
| 運行車両: | キハ31形、キハ40形 |
| 営業本数: | 普通列車4往復(人吉~吉松) |
| 主な観光スポット: | 球泉洞(球泉洞駅から徒歩約20分)、 観光SL会館・資料館(吉松駅から徒歩約5分)、 霧島温泉郷(霧島温泉駅からバス約35分)、 嘉例川駅舎(嘉例川駅からすぐ)、 鹿児島県霧島アートの森(粟野系からバス約20分) |





