久大本線

大分川の水源、金鱗湖。温泉と清水が湧き出し、幻想的な雰囲気がある
久留米~大分間、九州を横断する141.5kmの路線が久大本線である。南に走る豊肥本線も同じく大分を出発し熊本まで148.0kmの九州横断線だ。かたや大分の「大」の字を使い、かたや旧国名豊後の「豊」を使っており、どこか似ているようで似ていない。
沿線は高原リゾートのような雰囲気として若い女性からの人気を集めている。九州の小京都とも呼ばれる日田や由布岳の豊富なミネラルを含んだ由布院温泉をはじめとする温泉めぐりなどが楽しめる。列車は久留米を出発し序盤は筑後川と距離を置いて穏やかの丘陵地帯を走り、筑後大石からは次第に山間に入っていく。九州の小京都・日田はこの先にあり、盆地の開けた天領の町である。天ヶ瀬は古くからの温泉地で渓流と深緑に囲まれた自然の中にある名湯だ。由布院、別府に並ぶ大分三大温泉のひとつである。列車が勾配を上りきったところに堂々と構えるのが由布岳だ。温泉街から望む由布岳は独特の雰囲気を持っており、主要都市からのアクセスも便利である。
久大本線を走る名物の特急列車は何といっても「ゆふいんの森号」である。その特徴はビュッフェを備えていることだ。博多~由布院間を1日3往復、木をふんだんに使った落ち着きのある車内インテリアは自然味溢れる、沿線の車窓風景のような演出をしている。
| 開業年: | 1919(大正8)年 |
|---|---|
| 営業キロ: | 141.5km |
| 所要時間: | 約2時間30分 |
| 動力方式: | 内燃 |
| 運行車両: | キハ40形、キハ47形、キハ125形、キハ140形、キハ147形、キハ200形、キハ220形 |
| 営業本数: | 普通列車下り12.5往復(区間列車含む) |
| 主な観光スポット: | 原鶴温泉(うきは駅から徒歩約20分)、 筑後川温泉(越後大石駅から徒歩約15分)、 三日月の滝公園(豊後山田駅から徒歩約15分)、 久留島記念館(豊後森駅から徒歩約20分)、 由布院温泉(由布院駅から徒歩約10分)、 大分市歴史資料館(豊後国分駅から徒歩約3分) |





