吉川正洋×CITIZEN 上野駅開業140周年記念ウオッチ Vol.6
1883(明治16)年の開業から140年を迎えた上野駅を象徴する、3つの車両をモチーフにしたシチズンの「上野駅開業140周年記念ウオッチ」。パッと見はちょっとおしゃれなアナデジ時計。よく見たら列車の顔のよう。さらによく見ると……鉄道好きにはたまらないディテールと車両へのリスペクトが詰まっています。鉄道好きだからこそわかる、鉄道大好き芸人の吉川正洋(ダーリンハニー)氏が「上野駅開業140周年記念ウオッチ」の魅力をVol.6まで、6回の連載で語ります。
第6回 「上野駅開業140周年記念ウオッチ」受注期間終了迫る
この連載も、ついに最終回の6回目となりました。2024(令和6)年1月28日(日)の受注期間終了も近づきましたので、「上野駅開業140周年記念ウオッチ」の「24系25形(北斗星)」「485系(特急ひたち)」「E26系(カシオペア)」の3つのモデルそれぞれの魅力について、改めてご説明しておきましょう。
「24系25形(北斗星)」「485系(特急ひたち)」「E26系(カシオペア)」モデルの魅力
1つ目のモデルは、上野~札幌間を運行していた「24系25形(北斗星)」です。全体的に青のカラーリングとゴールドの差し色で車体をイメージし、赤いテールランプも再現。闇を疾走する夜行列車なので、ほかの2本とは異なり、ブラックバンドを採用しました。ロビーカーの車体マークの星も右下にデザインされていますから、ひと目で「北斗星」だとわかります。
2つ目のモデルは、「485系(特急ひたち)」です。車体のクリームと赤を忠実に再現するよう、色を調整したことがポイント。いわゆる、赤2号とクリーム4号の国鉄特急色です。特急シンボルマークのTは、立体感を出すためにガラスの裏から印刷をしています。横から見ると飛び出しているように見えます。
3つ目のモデルは、「E26系(カシオペア)」です。シルバーでトーンを統一し、右目の秒針部分にマークを入れて、この回転針が1秒ごとにくるくる回るようになっています。カシオペアといえば、あの車体に入った5本のカラーも右下にあります。さらによく見ると、左にある機能表示を示す棒線もそれぞれ実車と同じ5本のカラーで、こだわりが感じられます。
ひとつ選ぶのは難しいけれど、強いて挙げるとすれば、「24系25形(北斗星)」
3モデルそれぞれが数多くの魅力にあふれていますので、“ひとつを選ぶなら”という問いに答えるのは本当に難しい、厳しいことです。それでも強いて挙げるとすれば、「24系25形(北斗星)」ですね。ただ、これはあくまで“個人的に思い入れが深い列車だから”というのが理由です。
連載の2回目でも述べましたが、「北斗星」に初めて乗ったのは、車両のデビューから数カ月後の1988年8月でした。どうしても「北斗星」で青函トンネルを通ってみたくて。「いま自分は『北斗星』で海の下を走ってるんだ」という、ぞくぞくするような感覚が、いまでも忘れられないんです。
「北斗星」にはその後何回も乗っていますが、初めての「北斗星」体験は超えられませんね。もう一度、あのときの感動を思い起こしたくて、「24系25形(北斗星)」モデルを着けたいなと思っています。
もちろん、「485系(特急ひたち)」の国鉄特急色やJNRマークのノスタルジー、特急Tマークが立体的に見えるなどのこだわりにも、捨てがたいものがあります。「E26系(カシオペア)」は、「上野駅開業140周年記念時計」で唯一いまでも乗ることができる車両ですから、このモデルを着けて実車に乗ってみたいという思いもあります。

現在の上野駅、広小路口
そして、上野駅ですよね。あの“これは普通の駅じゃないな”と思わせられる独特のオーラというかムードがあります。東京の“北の玄関口”ですから、たくさんの方々が故郷から上京してきたときの思いとか、帰っていくときの心模様が出まくっている。やっぱり、上野は特別な駅なんです。
みなさんも上野駅と3つの車両に、それぞれの個人的な思い出をお持ちだと思います。そのうえで“デザインや色合いなども踏まえて、お好きなモデルをお選びください”と申し上げておきましょう。“3モデルともほしい、着けたい”が、ぼくの本音中の本音です。
第3弾は直流・交流・交直流の電気機関車3色バージョンモデルなど期待
第1弾「鉄道開業150周年記念ウオッチ」から、第2弾「上野駅開業140周年記念ウオッチ」の「24系25形(北斗星)」「485系(特急ひたち)」「E26系(カシオペア)」へと続いたシリーズに、ぼくが第3弾モデルをセレクトするとしたら……。これもなかなか難しいですね。

周遊型寝台列車(クルーズトレイン)の「TRAIN SUITE 四季島」
思いつくままに挙げていくと、客車なら茶色いオハ61系や青いオハ43系などの国鉄旧型客車。それに、豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トラン スイート しきしま)」なども、いいんじゃないでしょうか。それから、通勤形電車101系・103系のオレンジ・ウグイス・青・黄・緑の全色バージョンとか。ある世代以上なら、通勤・通学などで実際に乗られた方も多くいらっしゃるはずなので、思い出深い車両だと思います。
あぁ、電気機関車もいいですよ! 直流・交流・交直流の3色バージョン。青いEF65形かEF66形、赤いED75形、ピンクのEF81形あたりが代表的な形式でしょうか。DD51形・DD13形・DE10形など、ディーゼル機関車のオレンジ・グレーの塗り分けに白帯もいいですね。シチズン時計さんに、第3弾の発売を期待しています。
「上野駅開業140周年記念ウオッチ」受注期間は1月28日(日)まで
「上野駅開業140周年記念ウオッチ」の「24系25形(北斗星)」「485系(特急ひたち)」「E26系(カシオペア)」の受注期間は、2024年1月28日(日)23時59分で終了となります。
なお、「上野駅開業140周年記念ウオッチ」は、上記受付期間内にご購入の申し込みを完了する、受注生産商品となります。あらかじめご了承ください。販売期間終了後の再販売については、現時点では未定です。場合により、早期に受付を終了する可能性がございますので、気になる方はお早めにお申し込みください。商品のお届けは、2024年7月下旬を予定しております。
みなさま、「上野駅開業140周年記念ウオッチ」への、お早めのご乗車よろしくお願いいたします!
CITIZEN 上野駅開業140周年記念ウオッチ
左から、「24系25形(北斗星)」モデル、「485系(特急ひたち)」モデル、「E26系(カシオペア)」モデル
受注期間 | 2023年12月12日~2024年1月28日 |
納品予定 | 2024年7月下旬予定 |
価格 | 24系25形(北斗星)(JG2148-66L) :44,000円 (税込) 485系(特急ひたち)(JG2149-63W) :41,800円(税込) E26系(カシオペア)(JG2140-68H) :41,800円 (税込) |
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Vol.1 CITIZENが「上野駅開業140周年記念ウオッチ」を発売!
Vol.5 鉄道車両をモチーフにした限定ウオッチシリーズの魅力
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