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おとなの鉄学006 新編 幻の鉄路を追う 西日本編

 

 

 

 

 

 

 

【商品情報】

発売日

2023年10月11日

ISBN/JAN
9784635825382
紙版価格

2,200円 (本体2,000円+税10%)

電子版価格
2,200円 (本体2,000円+税10%)
ページ数240ページ

 

 

【内容紹介】

取材から30年、未成線への提言を再検証する

1996年に中央書院より刊行された『幻の鉄路を追う 未開業新線再生への提言』。約30年後である現在の開業・着工状況などを再検証した『新編 幻の鉄路を追う』の「西日本編」です。

本書では四国新幹線と四国横断新幹線に重点を置き、名古屋の南方貨物線、山陰路と山陽路を結ぶ陰陽連絡鉄道として岩日北線・今福線、九州横断新幹線の一環である高千穂延長線についても取り上げています。かつて計画されていた路線は、その後どうなったのか。着工の有無、その後の路線の活用などについても検証。30年前取材時の未発表写真や、新たな資料も多数掲載しています。

 

 

【目次】

名古屋市内の高架線──南方貨物線

貨物の衰退で放棄された/ルートの大部分は完成/利用策はいろいろ考えられるが/西名古屋港線はあおなみ線として開業

 

豪雪地帯を貫くルート──越美線

県境の22㎞だけが未開通/越美線未開通区間のルート/道路公団もいずれは行き詰まる/終着駅部以外の工事跡はなし/カートレイン線として復活してもいい/高速道路も分割民営化されたものの、東海北陸自動車道は全通した

 

高規格線構想の名残──山科駅の片町線直通準備

160㎞運転のバイパスルート/片町線流用より別線で狭軌新幹線を/北陸新幹線は小浜以西のルートを変更して全線フル規格で建設

 

大阪北部の環状ルート──阪急の新線計画

阪急は環状線を形成しようとした/1995年当時の状況1 新大阪連絡線のルート/1995年当時の状況2 北千里─箕面間のルート/1995年当時の状況3 伊丹線の南北延長ルート/1995年当時の私見 新大阪連絡線はどうなるか/現況 新大阪連絡線は関西空港と直結した路線に変更

 

海を渡る新幹線──瀬戸大橋と大鳴門橋の構造物

二つの新幹線ルートが考えられていた/中四横断新幹線のルート/四国新幹線のルート/片側だけ四ツ目のトンネル/大鳴門橋の四国側を見る/橋の新幹線部まで行ける淡路側/1995年当時の私見 フル+ミニ+狭軌でまず直通ルートを/神道山、鷲羽山トンネルとの間の構造が判明/瀬戸大橋線の陸上部を再度チェック/四国への新幹線は瀬戸大橋線経由で建設がほぼ決定/明石海峡ルートは神戸地下鉄の直通でとりあえず開業させる

 

幻の陰陽連絡ルート──今福線、岩日北線

両線とも陰陽連絡を目指した/両線の建設ルート概要/テレビも取り上げた岩日北線/国道434号に沿う/六日市の駅用地には住宅とバス車庫/高速道を法定速度で走り浜田へ/石見今福駅付近だけが完成/ミニ新幹線気動車で山陰を活性化/完成していた錦町駅から先は連結トレーラー「とことこトレイン」が走るようになった

 

九州山地を越える路線──高千穂線高千穂─高森間

九州横断構想の一部をなす高千穂線/国鉄分割民営化後は国鉄清算事業団が所有/未開通区間のルート/まだあきらめていない人もいる/随所に建設跡のある宮崎県側/県境付近は道路も不便/熊本県側でも復活希望の声はある/昼間だけ照明する「親水公園」/再び宮崎県側へ/1995年当時の私見 高規格路線なら利用価値は大/再び高千穂延伸線跡を訪れる/大きく対応が分かれた高千穂鉄道の廃止と南阿蘇鉄道の復旧/高千穂鉄道の被災地点をチェック/完成したトンネルなどは九州横断新幹線として活用してもいいのではないか

福岡近郊の未成線──呼子線

唐津から呼子まではほぼ完成/半島を一周する計画ルート/観光タクシーで建設跡をたどる/鉄道線以外に流用は可能か/1995年当時の私見 博多─呼子間は1時間で結べる/呼子線の構築物は撤去されてしまった

 

 

 

 

 

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