鉄道まるわかり004 東武鉄道のすべて 改訂版
【商品情報】
発売日 | 2023年9月5日 |
ISBN/JAN | 9784635825245 |
紙版価格 | 2,200円(本体2,000円+10%税) |
電子版価格 | 2,200円(本体2,000円+10%税) |
ページ数 | 176ページ |
【内容紹介】
2019年3月に発行した『東武鉄道のすべて』から4年。注目の新型特急「スペーシア X」や東京メトロ日比谷線と直通する座席指定制列車「THライナー」、3機体制になった「SL大樹」など、その後の変化を盛り込んでいます。
東武鉄道は、浅草を起点に群馬県両毛地域を結ぶ東武スカイツリーライン・伊勢崎線系統、東武動物公園で分岐して世界文化遺産のある国際的観光地・日光を結ぶ日光線系統、さらに池袋を起点に川越や寄居を結ぶ東上線系統、大宮と船橋を結ぶ東武アーバンパークライン(野田線)で構成され、路線網は関東の私鉄で最長距離を誇ります。近年、再注力している日光・鬼怒川温泉観光、高架化や複線化の進展、新駅・みなみ寄居駅の開業などの最新の動向から、各路線の解説や会社の歴史、車両解説まで、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6項目から紹介していきます。
本書は、2019年3月に発売した「東武鉄道のすべて」の改訂版になります。
【目次】
第1章 東武鉄道の企業がわかる
東武本線と東上線の2つの路線系統 インバウンドでにぎわう浅草・日光/鉄道の「つなぐ力」で沿線の魅力を向上 沿線住民の満足度向上と沿線観光開発/交通事業とレジャー事業を中心に沿線の生活と観光を支えるグループ企業/鉄道からの二次交通を支える東武グループのバス・タクシー会社/高級ホテルからビジネスホテルまで 東武グループの宿泊施設/関東初の駅ビルに始まる東武グループの不動産事業 ほか
第2章 東武鉄道の路線がわかる
東武鉄道のメイン路線 東武スカイツリーライン・浅草~東武動物公園間/直通運転の拡大で運転系統を見直し 伊勢崎線・東武動物公園~伊勢崎間/伊勢崎線を利根川沿いに結ぶ 小泉線・館林~太田間/世界的観光地の日光を結ぶ路線 日光線・東武動物公園~東武日光間/戦後の経済成長とともに利用者が急増 東上線①・池袋~川越市間/小川町で運転系統が二分される北部区間 東上線②・川越市~寄居間/120年以上の歴史に刻まれた東武鉄道の廃止路線 ほか
第3章 東武鉄道の駅がわかる
東武鉄道の起点駅 浅草駅/三層構造で膨大な旅客と列車を仕切る 北千住駅/「関東の駅百選」に選ばれた瀟洒な駅舎 館林駅/世界文化遺産へのアクセス駅 東武日光駅/栃木県民の日常生活を支える駅 東武宇都宮駅/常磐線と接続するスイッチバック駅 柏駅/世界屈指の巨大ターミナル 池袋駅 ほか
第4章 東武鉄道の車両がわかる
33年ぶりのフラッグシップ特急車 N100系 スペーシア X/分割・併結で柔軟に運用できる特急車 500系 リバティ/東武のフラッグシップトレイン 100系 スペーシア/東武の新たな標準車両 50000系列/野田線用と地下鉄乗り入れ用の次世代車 60000系、70000系列/5扉車もあった地下鉄乗り入れ用18m車 20000系列/私鉄最多の製造数を誇る東武発展期の顔 8000系列・800型・850型/戦後復興期からDRC登場までを支えた特急車 5700系、1700系・1710系/日光アクセスに王手を打った特急車 1700系・1720系DRC/急行「りょうもう」用の1800系と勾配対応に改造した300型・350型/貨物輸送を支えた名脇役たち 蒸気機関車・電気機関車 ほか
第5章 東武鉄道の歴史がわかる
設立以来の社名が続く東武鉄道 中小私鉄を合併し関東私鉄の雄に成長/1895-1919 東武鉄道と東上鉄道の創立/1920-1940 東武鉄道と東上鉄道が合併、日光線開業/1973-1990 都市部の輸送量が増え続けた高度経済成長期/2004- TJライナーの運行開始と東京スカイツリー®開業 ほか
第6章 東武鉄道の魅力がもっとわかる
国際的観光地を擁する鉄道会社 東武の先進的なインバウンド施策/郊外からの通勤を快適にする有料特急と「TJライナー」「THライナー」/現在も走る貴重な夜行列車「尾瀬夜行」「スノーパル」「日光夜行」/鉄道産業文化遺産の保存と活用「SL復活運転プロジェクト」 ほか
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