旅鉄車両ファイル008 国鉄205系通勤形電車
【商品情報】
発売日 | 2023年4月18日 |
ISBN/JAN | 9784635824729 |
紙版価格 | 2,860円 (本体2,600円+税10%) |
電子版価格 | 2,288円 (本体2,080円+税10%) |
ページ数 | 144ページ |
【内容紹介】
国鉄205系通勤形電車は、1985年に山手線に登場した通勤形電車です。国鉄で初めてステンレス製車体を本格採用し、「銀色の車体にウグイス色の帯」という現在の山手線に通じるスタイルを確立しました。そのほかにも界磁添加励磁制御、ボルスタレス台車など、国鉄初の技術を多数採用し、その後の私鉄電車やJRの電車にも影響を与えました。
山手線のほかにも横浜線、埼京線などにも投入されましたが、後継車の登場後は古い電車で残る首都圏の他路線に転属し、車両の近代化を進めました。現在、JR東日本では仙石線、鶴見線、南武支線に、JR西日本では奈良線で活躍を続けていますが、登場から30年以上が経ち、動向に注目が集まっています。
本書では、205系が登場した背景、採用した数々の新技術を解説するほか、投入路線ごとの内容、形式・番代ごとの解説、宇都宮線・日光線で使用されていた600番代の取材記事、走行した路線などを掲載し、205系の功績と足跡をたどることができる一冊です。
【目次】
第1章 205系通勤形電車の概要
205系通勤形電車のプロフィール
概要/車体/台車/界磁添加励磁制御/主制御器/主電動機/電気指令ブレーキ/救援ブレーキ/連結器/まとめ
第2章 新製投入路線と仕様
線区別 205系の新製車
国鉄時代 山手線用量産先行車/山手線用量産車/京阪神緩行用量産車
国鉄分割民営化後 山手線用量産車/横浜線/阪和線/南武線/埼京線/中央・総武緩行線/京浜東北・根岸線/京葉線/武蔵野線/相模線/サハ204形
205系ベースのVVVF試作車 207系900番代
第3章 205系の形式と番代
205系の形式
モハ205形/モハ204形/クハ205形/クハ204形/サハ205形/サハ204形/クモハ205形/クモハ204形
第4章 205系のディテール
205系Y12編成のすべて
クハ205-612/モハ205-612/モハ204-612/クハ204-612/乗務員室/客室/側窓/客室設備/外観/屋上機器
COLUMN 小山車両センターの引退ヘッドマーク
第5章 205系の足跡
山手線/横浜線/南武線/埼京線・川越線/中央・総武緩行線/京浜東北線・根岸線/京葉線/武蔵野線/相模線/南武支線/仙石線/八高線・川越線/鶴見線/東北本線・日光線/東海道・山陽本線/阪和線/奈良線/富士急行
COLUMN 仙石線の郡山工場入場
第6章 205系の記憶
205系-運転士の記憶と記録キハ40・47・48形一般形気動車のプロフィール
COLUMN キハ20系とキハ40系の間に存在したキハ45系
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