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南田裕介×CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ Vol.6

 

日本の鉄道史を象徴する3つの車両をモチーフにしたシチズンの「鉄道開業150周年記念ウオッチ」。パッと見はちょっとおしゃれなアナデジ時計。よく見たら電車の顔のよう。さらによく見ると――鉄道好きにはたまらないディティールと車両へのリスペクトが詰まっていた。鉄道大好きホリプロマネージャーの南田裕介氏が鉄道好きだからこそわかる「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力を語ります。


下記の店舗で予約受付中!

シチズンウオッチオフィシャルサイト

 

6回 「鉄道開業150周年記念ウオッチ」3種の魅力を振り返る

「鉄道開業150周年記念ウオッチ」のシチズンウオッチオフィシャルサイトにおける受注期間も、いよいよ最終日の12月7日(水)が迫ってきました。ここであらためて3つのモデル、それぞれの魅力について振り返ってみましょう。

 

 

 

鉄道150周年にふさわしいレジェンド「1号機関車」モデル

まずは、「1号機関車」モデル。モチーフとなった1号機関車は、鉄道開業時に輸入された10両のSLの内の一つで、日本の鉄道の「はじまりの車両」といえる一台です。「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」にふさわしい、鉄道界の“レジェンド”ですね。

他の2モデルは四角い盤面にパッと見で電車の顔が再現されていますが、「1号機関車」モデルは元が丸い顔のSLなのでそうはいかない。だけど、見事にモデル車両のエッセンスを取り入れています。スポーク動輪が回り続けるイメージの秒表示部分は、実物のSLが休むことなく日本中を駆け巡ったイメージを表現。時計部分の針が煙室扉ハンドルだったり、インデックスがビスを一つひとつ穴埋めしていたりと「見る人が見ればそれと分かる」、いい意味でのこだわりがすごいです。
漆黒の「1号機関車」モデルは重厚さとシックさを兼ね備えていますので、使う側の老若男女も問わない、使いどころや服装を選ばない。そんな汎用性と実用性も魅力です。

 

鉄道博物館所蔵/鉄道博物館提供

 

 

熱い「201系」愛を感じる「中央線201系」モデル

続いて、「中央線201系」モデル。201系は計1018両が製造された、国鉄末期を代表する通勤形電車です。全国で色とりどりの車両が走りましたが、最初に投入されたのは中央快速線でのオレンジ色(朱色1号)の塗色でした。大阪環状線もオレンジ色でしたし、「201系といえばオレンジ色」をイメージする方がやっぱり多いのではないでしょうか。今回の時計でも、オレンジ色が採用されたのに納得です。
1980年代から21世紀まで走り続けた201系は、当時の最新鋭技術だった「チョッパ制御」方式などを採り入れた一方で、回転式方向幕など旧来の装備も残していました。まさに「アナデジ」の象徴ともいえるモデルで、メーターをイメージしたアナログの秒表示部分や、デジタル風の数字デザインなど「アナデジテンプ」との相性もばっちりです。さらに、さりげなく入れられた前面窓下の3本の手すり風のラインや、斜め書体の方向幕を意識したロゴデザインなど、細部までデザイナーさんの鉄道と201系への愛を感じます。
201系はバブルの絶頂と崩壊、空白の20年と激動の時代を過ごしてきた世代の、通勤の足を担ってきた“戦友”ともいえる存在です。私も含めたミドル世代にぜひ、着用して頂きたいです。オレンジ色の盤面もけっして“デコデコ”しておらず意外とどんな装いにもなじみます。



 

 

車両同様の洗練されたデザインの「山手線E235系」モデル

最後は「山手線E235系」モデル。E235系はJR東日本が2015(平成27)年に運行を開始した最新鋭の通勤形電車です。今後20年間は鉄道趣味を背負ってくれるはずの若い世代とともに、JR東日本の通勤・通学シーンを支えてくれる存在となるでしょう。
「E235系」モデルは山手線のウグイス色がモチーフで、黒いドットのグラデーションのイメージも実車そのままです。一番のポイントは、秒表示部分が山手線の路線図のようになっているところ。ウグイス色の円形帯内の白い点が駅数と同じ30個なので、秒針が2秒に1駅とバランスよく「外回り電車」のように進んでいきます。鉄道150周年直前の2020年に高輪ゲートウェイ駅が開業するまで山手線の駅数が29だったことを思うと、“運命”のようなものを感じます。
「E235系」モデルを装着してみると、近未来的な車両のイメージもあって“未来人になった気持ち”になります。洗練されたデザインに、鮮やかなウグイス色もおしゃれでノータイ・丸首ファッションにも似合いそうです。E235系とともに未来に向かって走る若い方にぜひ着けてほしいですね。


 

「鉄道開業150周年記念ウオッチ」の受注はまもなく終了しますが、個人的にはこの3種類から発展した、アナデジによる「鉄道ウオッチ」の将来性に大きな期待を抱いているところです。

 

 

CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ

左から「1号機関車」モデル、「中央線201系」モデル、「山手線E235系」モデル

 

受注期間

2022年9月21日~12月7日

納品予定

2023年6月予定

価格

1号機関車(JG2135-68E):3万8500円 (税込)

中央線201系(JG2130-61E):3万6300円 (税込)

山手線E235系(JG2130-61F):3万6300円 (税込)

 


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【過去の記事を読む】

Vol.1 鉄道好きから見る「CITIZEN 鉄道開業150周年記念ウオッチ」の魅力

Vol.2 鉄道150年を象徴するレジェンド「1号機関車」とは?

Vol.3 昭和から平成、令和も現役の「201系」とは?とは?

Vol.4 山手線の最新鋭車両「E235系」とは?

Vol.5 「鉄道開業150周年記念ウオッチ」に込められた思いと可能性

 

 

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