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旅鉄車両ファイル006 国鉄キハ40形一般形気動車

 

 

 

 

 

【商品情報】

発売日2022年11月17日
ISBN/JAN
9784635824446
紙版価格

2,750円 (本体2,500円+税10%)

電子版価格

2,200円(本体2,000円+10%税)

 ページ数144ページ

 

【内容紹介】

国鉄キハ40・47・48形気動車(以下、キハ40系)は、1977年に登場した一般形気動車で、北海道から九州まで全国に888両が新製投入されました。10年後の国鉄分割民営化では、事故廃車になった1両を除く887両がJR旅客6社全社に承継されました。6社すべてが承継した旅客車の車両群はキハ40系のみです。

1990年前後からJR各社で高出力エンジンへの換装や冷房化改造が行われ、従来は非力で入れなかった路線でも使用されるようになりました。2000年代になると観光列車への改造も行われ、「リゾートしらかみ」や「瀬戸内マリンビュー」、「いさぶろう しんぺい」などの人気列車が本形式の改造で登場しました。しかし、その頃になると老朽化に加え、低公害車への置き換えも必要になり、すでにJR東海とJR東日本からは全車が引退しました(JR東日本は観光列車用を除く)。そのほかのJR4社でも、徐々に置き換えが始まっています。

一方で、頑丈な車体と載せ替えられた新しいエンジンなどから、小湊鐵道や北条鉄道などではJRを引退したキハ40形を導入しました。JRからの引退と新天地での活躍で注目を集めているキハ40系を深く知ることができる一冊です。

 

【目次】

第1章 キハ40・47・48形の概要

キハ40・47・48形一般形気動車のプロフィール

COLUMN キハ20系とキハ40系の間に存在したキハ45系

 

第2章 キハ40系の形式と番代

キハ40系の新製形式(酷寒地向け/寒地向け/暖地向け)

COLUMN キハ40形0番代は客車改造車

キハ40系の改造車

COLUMN キハ40系の顔をしたキハ58系

 

第3章 現役キハ40形のディテール

道南いさりび鉄道キハ40形のディテール

道南いさりび鉄道を支える9両のキハ40形

小湊鐵道キハ40形のディテール

小湊鐵道に加わった5両のキハ40形

COLUMN 新天地で活躍するキハ40系

 

第4章 キハ40系の足跡

全国に残されたキハ40系の足跡

 

第5章 国鉄気動車のあゆみ

国鉄気動車史

 

 

 

 

 

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