旅鉄車両ファイル004 国鉄185系特急形電車
【商品情報】
発売日 | 2022年8月18日 |
ISBN/JAN | 9784635824156 |
紙版価格 | 2,750円 (本体2,500円+税10%) |
電子版価格 | 2,200円 (本体2,000円+10%税) |
ページ数 | 144ページ |
【内容紹介】
185系特急形電車は、日本国有鉄道(国鉄)が1981年に投入した特急形電車です。国鉄分割民営化では全車両がJR東日本に承継され、東海道本線の特急「踊り子」や高崎線系統の「新特急草津」「新特急あかぎ」などで活躍をしました。2021年3月ダイヤ改正で「踊り子」から引退しましたが、首都圏で最後の国鉄が製造した特急形電車ということで、大変注目を集めました。また、今年は東北・上越新幹線が開業して40周年ですが、その際に上野~大宮間で「新幹線リレー号」として走ったのが185系200番代で、6月にはイベント列車として走り注目を集めました。
本書は、『旅と鉄道』の増刊号「ありがとう185系」を元に、鉄道車両を形式ごとに詳しく掘り下げる「旅鉄車両ファイル」シリーズとして再編集しました。東日本旅客鉄道株式会社の協力で車両基地で徹底取材を行った185系200番代OM09編成の詳細取材は、写真をより拡大して掲載しています。このほか、形式解説、使用列車の解説、185系と切っても切れない関係にある特急「踊り子」のヒストリーなど、「ありがとう185系」では掲載しきれなかった資料や写真を追加して、見応えのある内容でお届けいたします。
【目次】
第1章 185系の概要
185系特急形直流電車のプロフィール
185系の形式 モハ185形/モハ184形/クハ185形/サロ185形/サハ185形
185系の方向幕 1田町電車区/2新前橋電車区(急行時代)/3新前橋電車区(特急時代)/4新前橋電車区(新特急時代)
COLUMN お召列車に使用された185系
第2章 185系のディテール
185系200番代OM09編成のすべて
クハ185-215/モハ184-230/モハ185-230/サロ185-215/モハ184-229/モハ185-229/クハ185-315/EF63形と連結する装備/運転室/普通車/グリーン車/客室設備/車掌室/トレインマーク/行先表示器/床下機器/屋上機器/台車
第3章 185系の列車史
185系の運用と塗色の変遷
国鉄時代田町と新前橋に新製配置/JR東日本田町電車区配置車/JR東日本新前橋電車区配置車/JR東日本大宮車両センター配置車
第4章 特急「踊り子」ヒストリー
特急「踊り子」前史1 週末準急から始まった伊豆アクセス/特急「踊り子」前史2 複数の愛称名を集約、準急から特急の時代へ/特急「踊り子」の愛称名で185系が本格稼働
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