羽田の今昔 写真家がみた羽田空港の100年
【商品情報】
発売日 | 2022年2月16日 |
ISBN/JAN | 9784635823449 |
紙版価格 | 2,200円 (本体2,000円+10%税) |
電子版価格 | 1,760円 (本体1,600円+10%税) |
ページ数 | 176ページ |
【内容紹介】
昭和6年、日本初の国営民間飛行場・羽田国際飛行場が開港して以来、羽田は日本を代表する、空の玄関口としての役割を果たしてきました。羽田空港を40年以上にわたり撮影し続け、『羽田開港50年誌』編纂も手掛け、羽田という土地と歴史を知り尽くした著者が、貴重な写真・資料とともに紹介します。
【目次】
第一章 戦前編
羽田の始まり/日本の航空黎明期/日本人初飛行機製作者・奈良原三次/羽田に飛行学校の設立/女性パイロットたち/エアタクシーやエアガール/羽田に国際飛行場/青年日本号欧州訪問飛行/内田栄造(百閒)先生の事/政治家や経済人の別荘もあった/羽田飛行場の開港/世界新記録樹立航研機/新聞社による神風号とニッポン号/第二次世界大戦/大学のグライダー部も飛行訓練
第二章 戦後編
戦後の日本は米軍が頼りだった/ハネダ・エアベース/民間航空再開の準備/戦後の秘密のベール/日本人による自主運航/片桐さんの事(パリ・ル・ブルジェ航空ショー)/寡黙な人柄の片桐さん/戦後の航研機の目撃者・金子寿さんの事/滑走路に埋まる航研機/鴨池の航研機電波探査とBS-2取材/米軍に苛められながら我慢をした人/「あの空を取り返せ!」の松田更一さん/管制システムの習得/成田空港開港奮闘記/戦後の苦難を乗り越えて 諸星廣夫さん/諸星さんとの出会い/日本人が知らなかったアメリカの航空事情/日航機事故・御巣鷹山とアングラ劇場
第三章 現代編
ある飛行少年の話/日航設立時の新卒・佐野開作さんの話/スチュワーデス訓練と福田和生さんの話/整備のプロ・松本理一郎さんの話/シップサイド/世界一清潔な空港ビル/沖合展開事業/三大プロジェクトの工事/吸い取り紙で水分を抜く/過密空港の隣りでの工事/問題は工事だけではなかった/第二期工事(ビッグバード) /先例主義を超えた工事/世界で初めてのPCリフトアップ工法/一夜での引っ越し/まだ広がる沖合展開/小学生4500人で滑走路に人文字/騒音の解決とごみ処理/D滑走路/霊験あらたかな穴守稲荷神社/即位の礼 接遇の記録/国際線空港ビル/無線によって安全飛行
〈寄稿〉
羽田空港の再拡張事業と今後の展望
一般財団法人航空交通管制協会 専務理事 倉富隆(第28代東京国際空港長)
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