鉄道まるわかり015 南海電気鉄道のすべて
【商品情報】
発売日 | 2022年2月16日 |
ISBN/JAN | 9784635823593 |
紙版価格 | 2,200円 (本体2,000円+10%税) |
電子版価格 | 1,760円 (本体1,600円+10%税) |
ページ数 | 160ページ |
【内容紹介】
鉄道会社などのワンテーマを深く掘り下げ、鉄道ファンから沿線住民、就職活動生まで、幅広い層から支持を集めている「鉄道まるわかり」シリーズ。第15巻は、現存する日本の私鉄で最も長い歴史がある南海電気鉄道がテーマです。
南海電気鉄道(南海)は、大阪のなんば(難波)を起点に和歌山、高野山を結ぶ大手私鉄です。鉄道のほか、バス、フェリーなどの運輸事業、不動産賃貸・販売業の不動産事業、ショッピングセンター・スーパーマーケットなどの流通事業、旅行業・広告代理店などのレジャー・サービス事業、鉄道路線の整備およびマンション建設などを手がける建設事業、その他の事業のセグメントに分けられ、多彩な事業を展開しています。
本書は、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6章で構成しています。南海電気鉄道を多角的に取り上げ、知っておきたい内容を抽出し、分かりやすく解説しています。
■主な内容
- 巻頭企画
旅情を誘う戦前戦後の観光パンフレット
- 第1章 南海電気鉄道の企業がわかる
大阪と和歌山・高野山を結ぶ 現存する日本最古の私鉄
6つのセグメントに分かれる南海のグループ企業
賃貸事業の始まりは4代目難波駅ビル 南海グループの不動産事業
関東にも進出している 南海グループの建設事業、その他の事業
高野線・加太線の活性化を推進 沿線価値向上の取り組み ほか
- 第2章 南海電気鉄道の路線がわかる
大阪の衛星都市を結ぶ 南海本線①・難波〜泉佐野間
大阪・和歌山の府県境を越える 南海本線②・泉佐野〜和歌山市間
海上に浮かぶ国際空港への一本道 空港線
淡路島連絡を使命とした 多奈川線
大都会の中のローカル線 高野線・汐見橋〜岸里玉出間
ニュータウン建設が進む 高野線・岸里玉出〜橋本間
観光にビジネスに活躍する 南海の特急網 ほか
- 第3章 南海電気鉄道の駅がわかる
日本最古の私鉄ターミナル駅 南海本線・難波駅
二大幹線が交差するジャンクション 南海本線/高野線・岸里玉出駅
JR和歌山駅と並ぶ県都の玄関 南海本線/和歌山港線・和歌山市駅
南河内エリアの中心で近鉄線も接続 高野線・河内長野駅
鋼索線が接続する山間の終着駅 高野線/鋼索線・極楽橋駅
1位は難波、2位は新今宮… 乗降人員の多い駅、少ない駅 ほか
- 第4章 南海電気鉄道の車両がわかる
ミナミに新しい「波」を起こす 12000系「サザン・プレミアム」
空港アクセスで活躍する個性派特急車 50000系「ラピート」
高野線のクイーンとして極楽橋へ直通 30000系「こうや」
南海線・高野線で増備が進む最新鋭 8300系
高野線山岳区間向けのワンマン車両 2300系
南海線初のステンレス車両 9000系
南海初の20m級高性能4扉通勤車 6000系・6300系
お召列車にも運用された 20000系「デラックスズームカー」
平坦区間・山岳区間の両方で快走 21000系「ズームカー」 ほか
- 第5章 南海電気鉄道の歴史がわかる
私鉄最古の歴史を誇る南海電気鉄道 二大幹線で大阪府と和歌山県を結ぶ
1885-1898 大阪と堺を結ぶ鉄道として開業
1899-1922 大阪と高野山を最短で結ぶ鉄道
1948-1961 新生・南海電気鉄道の誕生
1986-1996 関西国際空港アクセスを担う ほか
- 第6章 南海電気鉄道の魅力がもっとわかる
南海電鉄も加盟する全国登山鉄道‰(パーミル)会
「天空」「めでたいでんしゃ」 2つの観光列車
栄光に包まれた歴史は色あせない 南海ホークスと大阪球場
個性的な南海電車を手元に 南海のNゲージ鉄道模型 ほか
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