新編 秘められた旅路 ローカル線に乗って(旅鉄LIBRALY)
【商品情報】
発売日 | 2017年11月17日 |
ISBN/JAN | 9784635820240 |
紙版価格 | 本体1,350円+税 |
電子版基準価格 | 本体1,080円+税 |
ページ数 | 240ページ |
判型 | A5判 |
【内容紹介】
雑誌『旅』の編集長として知られた岡田喜秋氏が昭和31年に上梓した幻の書を底本として、ほか数編を加えて再編集し、新編として復刊。
地方路線の-なにげない-窓外の風景との出会い……21線収録。
この書にえらばれたローカル線が一見平凡な風土を走るものであることも、あえて作者の意図した視点である。(「まえがき」より)
【目次】
十勝平野の地平線-根室線
三陸海岸縦断-八戸線・山田線
伝説の峠を越えて-仙山線
冬の奥会津・夜話-会津線
越後女の哀歓-越後線
よみがえる山村-水郡線
花と海女と黒潮と-房総東線・西線
武蔵野の西の果て-八高線
八ヶ岳高原の旅-小海線
伊那谷の断想-飯田線
素朴なる谷間の湯-大糸北線
アルプスの人情-大糸南線
丹波の山ふところ-福知山線
碧い人造湖-姫新線
陰から陽への旅情-伯備線
知られざる傑作-山陰線
四国の高冷地へ-予讃線
九重山の素顔-久大線・宮原線
【著者情報】
岡田喜秋 オカダ・キシュウ
1926(大正15)年、東京生まれ。作家。旧制松本高校を経て、1947(昭和22)年、東北大学経済学部卒業。
日本交通公社に入社し、1959(昭和34)年より十二年間、雑誌『旅』の編集長を務める。
編集者時代から日本各地を取材して、数多くの紀行文を発表。
退職後は、横浜商科大学教授として、観光学の構築に努める。
著書に、『定本 日本の秘境』『旅に出る日』『定本 山村を歩く』(ヤマケイ文庫)、『旅に生きて八十八年』(河出書房新社)、『秘話ある山河』(平凡社ライブラリー)ほか。