乗り鉄道具学

vol.25 Mind Shift Gear【FirstLight Series】

鉄道で旅をし、自然と向き合う行動派フォトグラファーへ 険しい道もバッグがサポート

厳しい環境ほど能力を発揮

 列車を乗り換える間にサッとカメラを取り出して撮影をするよりも、しっかりと腰を据えて被写体と向き合うタイプのフォトグラファーにオススメのカメラバッグが、マインドシフト・ギアのファーストライトバックパックだ。
 これはバックパックタイプのバッグなのだが、鉄道や飛行機など、公共交通機関での長距離移動が多いフォトグラファーを意識して開発されているのが特徴だ。バッグ内の収納容量は20ℓ、30ℓ、40ℓの3種類が用意され、いずれもほとんどのエアラインの機内に持ち込みができる(可否は各航空会社で確認のこと)。
 体型に合わせてショルダーベルトを適切な位置に調整でき、しっかりとしたショルダーパッドで体にフィットするため、男女を問わず扱いやすい。ポケットも豊富に用意され、フロントポケットには15インチのラップトップパソコン(40ℓは17インチに対応)を収納可能。さらに、三脚をバッグの側面や前面に固定できるので、完全に両手を自由にして撮影地に向かえる。
 つまり、撮影地まで距離を歩いたり、登山しての俯瞰撮影など、現地に着いてからの撮影条件が厳しくなるほど、本領を発揮するカメラバッグである。

収納力にこだわった設計

 ファーストライトバックパックシリーズの魅力をさらに細かく見ていこう。このシリーズは鉄道や飛行機、自動車などでの長距離移動での利用を想定しているため、タフで扱いやすい設計。バッグ下部にはバリスティックナイロンを使用し、耐久性の向上を図っている。
 背面に開口部があるトップポケットには小物類の収納を。前面のポケットはラップトップパソコンが収納できるほか、衣服なども収められる。
 側面にはベルトがあり三脚を固定できる。長い三脚であれば前面のベルトに装着可能。同じく側面にはポケットもあり、バッグを背負ったまま給水できる3ℓのハイドレーションパックを収納できる(30ℓ、40ℓのみ)。
 内側には4つに区切られたメッシュポケットがあり、小物類を分類して収められる。チャックが付いているので、小さなものでも紛失の心配がない。
 そしてメインコンパートメントは広大な空間が用意されていて、20ℓなら標準一眼レフボディ1台と、4〜6本のズームレンズを収納可能。最大の40ℓであれば、プロ用一眼レフ2台に6〜8本のズームレンズ、さらにクリップオンタイプの外部ストロボも収まる。
 これだけたくさん入ると重くなってしまうが、上面と側面の3カ所(20ℓのみ上面と側面の2カ所)にハンドルがあり、列車の床などに置いた場合でも持ち上げやすい。使い勝手に優れるカメラバッグだ。

FirstLight 20ℓ/FirstLight 30ℓ/FirstLight 40ℓ

内寸法 W275 × H445 × D135mm/W285 × H460 × D180mm/W340 × H510 × D185mm
外寸法 W290 × H475 × D178mm/W305 × H483 × D220mm/W50 × H550 × D229mm
PC 収納部 15インチまで対応/15インチまで対応/17インチまで対応
重量 約1.9kg/約2.4kg/約2.7kg
付属品 レインカバー
参考価格 33,000 円/39,000 円/46,000 円

November 2020

2020年11月

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