vol.16 FUJIFILM【X-T1】
アナログファンも納得の〝才色兼備〟の名機が登場!!
直感的にダイヤルをまわしチューニング感覚で撮影
アナログカメラファンにとって、昨今のデジタルカメラ路線のスタイリッシュなボディとデジタル化された操作性は味気ないものになっているのではないだろうか。ディスプレイをのぞき込み、ISO感度やF値を「ピッピッピ」と調節し、撮影方法を決める。それまで軍艦部やフロント部に露出したダイヤルで調節していた往年のファンは、昨今のデジタルカメラに物足りなさを感じていたに違いない。
「FUJIFILM X-T1」は今年2月に発売された「X Series」の最新機種。一眼レフのスタイルと機動性を、「X Series」の遺伝子によって昇華させた、ハイパフォーマンス・プレミアムカメラとして誕生した。ボディに複数の操作ダイヤルを配した、アナログカメラのスタイルがファンから多くの支持を集めている同シリーズのフラッグシップモデルとなる。軍艦部にはシリーズお馴染みの露出補正とシャッタースピードの2連ダイヤルに加え、ISOダイヤルを配置した3連ダイヤルを採用。さらに測光とドライブモードの調整ダイヤルを加えた5つのダイヤルが露出している。
これは、従来のアナログカメラファンにも、これからカメラを始めるビギナーにとっても、直感的にダイヤル操作を行うことができ、ファインダーを覗いて撮影しながらでも、楽器のチューニングを行うように、撮影意図に沿った撮影を楽しむことができる。
FUJIFILM X-T1 18-55㎜
焦点距離 | 18 〜55m(35㎜判換算:27 〜84㎜相当) |
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開放F 値 | F2.8 〜4 |
有効画素数 | 1630 万画素 |
最高感度 | ISO6400 |
液晶サイズ | 3.0 型 |
質量 | 約440g |
参考価格 | ¥155,000 |