乗り鉄道具学

vol.13 Manfrotto【Veloce backpack7】

行動派のための大容量カメラバッグ

マンフロット流のカメラバックへの“答え”

 カメラファンにとってはお馴染みのイタリアの総合写真機材メーカー、マンフロット。Gitzo、KATAなど、写真・映像関係のブランドが同じグループにある。マンフロットの工場は現在も創業者リノ・マンフロットの地元、北イタリアのバッサーノ・デル・グラッパにあり、多くの三脚が「」。水平・垂直センターポールシステム、3wayギア雲台など、業界初の独創的な機構で革新的な製品を販売し、世界的に「三脚=マンフロット」の地位を築いた。
 これまで、マンフロットのバッグは三脚専用のみラインナップされていたが、マンフロット流のカメラバッグに対する“答え”が欲しいというユーザーの声に応え、3年前からカメラバッグの開発を始めた。「ベローチェ・バックパック7型」はその集大成。このモデルは同シリーズの最大容量で、一番の特徴は奥行の広さ。17インチのPC、バッテリーグリップと70―200㎜程度のレンズを装着したカメラ本体に加え、4本の交換レンズ、ストロボ、三脚を収納することができる。イタリアブランドのデザイン性と機能性を両立させ、この価格帯のバックパックタイプでは、他社を凌ぐ容量で確認できる。

“乗り鉄”“撮り鉄”兼用仕様の逸品

 バックパックの左側面に光るバックルを開くと、内部に小分けされた収納部へ手が届く。この最上段の部屋には、ズーム域が広く汎用性の高いやや大型のレンズがすっぽりと入る。ここへのアクセスの高さが、“撮り鉄”にはうれしい。常時カメラを出しておく必要も、バッグを降ろしにあわててカメラを取り出す手間も省ける。
 撮影行に不可欠な高倍率ズームレンズ、広角ズームレンズ、単焦点、ストロボ、三脚にサブカメラ。欲張っても十分に収納することができ、さらに時刻表も縦にすっぽりと入る。また、従来のプロ仕様のカメラバッグは望遠レンズを収納するため、肩掛けのものが多かったが、バックパックなのでフットワークが軽くなる。列車に乗って途中下車しながら撮影する“撮り鉄”兼“乗り鉄”には強い味方だ。カメラバッグ自体の重さはわずか1・5㎏と同容量の他社製品を圧倒する。

マンフロット【ベローチェ・バックパック7型】

サイズ ノートパソコン用スペース内寸45.0×31.0×3.0cm
内寸30.0×24.0×17.0cm
外寸48.5×34.0×25.0cm
重量 1.558kg
カラー 黒、カーキ、白
定価 ¥12,390

November 2020

2020年11月

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