三角線、観光列車を運行開始

観光特急『A列車でいこう』は、183系気動車を改造した2両編成。外観、内装とも水戸岡鋭治氏とドーンデザイン研究所が手がけ、レトロモダンな大人の社交場を演出している。

1号車には『A-TRAIN BAR』と名づけた空間を設けて、バーカウンターやソファーを配置。2号車は子どもが景色を楽しめる椅子と、「個」の空間を演出するセミコンパートメント座席を設置する。定員は84名で、全車指定席になる。土曜・休日と冬休み、春休みなど観光シーズンは毎日運転。1日2往復。全列車が三角港と本渡港を結ぶ定期航路『天草宝島ライン』と接続し、熊本から天草下島の本渡までは約1時間45分で結ばれる。同列車、同船と熊本〜天草を結ぶバス『あまくさ号』と組み合わせた割引きっぷも発売する。

熊本から三角線三角駅までの愛称は『あまくさみすみ線』と決定。三角駅は水戸岡鋭治氏のデザインでリフォームされる予定だ。