今月のwebマガ November 2011 復刊1号

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今月号の目次

特集1
東北に行こう!「みちのく鉄道紀行」

  • 渾身の乗車ルポ!

    川本三郎 東方シネマ街道を行く

    宮脇灯子 よみがえれ!三陸鉄道

    横見浩彦 日本海を北上する

  • 東北で出会える全車両図鑑

  • お得なきっぷで行く みちのく鉄道テーマ旅

  • 新幹線E5系でラグジュアリーなフルムーン旅

  • がんばれ東北 被災鉄道の今

取材ウラ話

横見浩彦 津軽海峡へ

『旅と鉄道』の取材で竜飛岬を訪れた。展望台が近付くと気分はいやがうえにも高揚する。展望台の頂上から眺める光景はまさに絶景。空や海はどこまでも青く、遠くには北海道の大地が一望できる。何度見ても胸が熱くなる光景だ。“しょっぱい海”と呼ばれ、北海道と本州を分かつ津軽海峡には、かつて青函連絡船が就航しており、私も何度となく利用した。時には宿代わりに使わせてもらったこともあり、廃止された時は心に穴があいた気分だった。陽光に輝く海峡を眺めながら旅の思い出の数々が去来した。北の風に吹かれ心が洗われた気がした。(横見浩彦)

川本三郎 「何もない」由利高原鉄道

取材前の打ち合わせで、川本三郎先生が東北の鉄道に特別な思いを感じていらっしゃることがわかった。昨今、東北の鉄道や農村を舞台にした映画がとても多く、どれも大きな話題となってきたからだ。「フラガール」「さゞなみ」「おくりびと」と枚挙にいとまがない。いずれも東北を舞台にしたからこそ、深淵な世界が描けた作品である。「フラガール」などは鉄道が重要なバイプレーヤーとして活躍していた。取材の最終日、先生には由利高原鉄道に乗車いただいた。出かける前には、「何もない感じの鉄道だね」とおっしゃっていたが、お帰りになると、「いいね、いいね。あそこは素晴らしいね」と絶賛。「鉄道と無垢の東北原風景。何もないからいい」のだと言う。ちなみにこの鉄道には映画「宇宙戦艦大和」のラッピング列車が走っている。(編集部・町田)

特集2
鉄道御三家(宮脇俊三・種村直樹・竹島紀元)に学ぶ
鉄道趣味と鉄道時間

  • 池内紀 宮脇俊三が残した豊饒な世界

    檀上完爾 種村直樹が完遂した前人未踏の快挙

    金久保茂樹 鉄道趣味を仕事にした竹島紀元

    ― その他多数の第一線の「鉄道案内人」が執筆

取材ウラ話

種村直樹 種村氏の書斎

旅と鉄道の第2特集「鉄旅御三家」の取材で種村先生の書斎にお伺いする機会を頂いた。中学生時代より種村先生の作品に触れてきた私にとって、種村先生の事務所はまさに憧れの地。喜び勇んで訪れたのであった。事務所入り口には先生の名刺と同じデザインの新幹線型の看板があり、ますます気分は盛り上がる。室内には書棚が所狭し並べられており、さながら鉄道図書館。写真や資料も整然とファイリングされており、鉄道界の知の巨人・種村先生の生産の場の持つ凄みをまざまざと感じさせられた。ご対応頂いた種村先生の奥様にこの場を借りてお礼を申し上げたい。(編集部・小関)

宮脇俊三 故宮脇俊三先生宅にて

乗り鉄の大先達、故宮脇俊三先生のご自宅に撮影にお伺いした。書斎に入らせていただくと、まず、書架に並ぶ膨大な書物に圧倒された。タイトルは鉄道にとどまらず諸文化全般にわたり、とくに地誌、民俗学関係の書物が多い。「宮脇哲学」を支える知のバックボーンを垣間見た気がした。そんななかで、感銘を受けたのはやはり時刻表の専用の本棚である。時刻表の天地に合わせて棚を切った本棚が、書斎へ続く廊下の壁に造り付けられ、時刻表が発行年順に整然と並べられていた。まさに時刻表の宇宙である。この中にはいったい何本の列車が運行されているのだろう……。(編集部・町田)

その他特集・連載

  • ほろ酔い紀行vol.1 ローカル鉄道ひとり旅

    BATADENの故郷・出雲国を行く

    紀行作家・芦原伸

  • 激写STUDIO 櫻井寛 コンブレス&トルテック・シーニック・レイルロード

    コンブレス峠を老機関車が走る!

  • 海外の名路線に乗ろう オーストラリア・ブルーマウンテン線

    通勤路線で世界自然遺産へ行ってみた

    歴史作家・岳真也

  • 鉄道旅をもっと深く、もっと楽しく

    情報トレイン

    監修:松本典久

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  • 「タビテツ」の名物コーナーが復活

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