Amazon.co.jp 詳細ページ

今月号の目次

第1特集
夜行列車の冒険

  • 熱筆ルポ!

    島尾伸三 ラストラン間近の「日本海」で青森へ

    森ミドリ “星の音”を探しに「北斗星」に乗る。

  • 今のうちに乗っておきたい! 日本の夜を駆ける
    13の夜行列車たち

  • 昭和50年深夜2時の夜行列車地図

  • もっと知りたい! 夜行列車
    寝台学入門/ヘッドマーク/撮影術/列車術

取材ウラ話

ピアニストは弾いた鉄道唱歌

「北斗星」の乗車ルポの打ち合わせで、森ミドリさんの仕事場におじゃました。森さんはエッセイスト、作曲家、ピアニストで、チェレスタ演奏の第一人者として知られている。このチェレスタという楽器は、アップライトピアノに近いが、大きさが小さい。オルガンに似ているが、雰囲気は異なる。何とも不思議な楽器だ。打ち合わせのあと、「どんな音がするのですか?」「何か弾いてさしあげましょう」。ということで、鉄道唱歌を弾いていただいた。すると、軍歌のような「♪汽笛一声新橋を〜」が、天上の音楽に変わってしまった。音色は星が降り注ぐようにピュアで、透明感がある。鍵盤を弾くとハンマーが鉄琴を叩いて、音が共鳴箱に反響する構造だという。森さんのCDでぜひその音色を味わっていただきたい。

第2特集
九州おもしろ列車案内

  • 水戸岡鋭治 大いに語る

    大井川鐵道/真岡鐵道/山口線/肥薩線

  • 九州“デザイン特急”乗りつくし!
    4泊5日、夢の列車旅。

  • 公開先取り!『僕達急行 A列車で行こう』

  • おもしろ列車カタログ 全列車解説

取材ウラ話

“おもてなしの心がデザインの基本”

九州のデザイン特急のインタビューで、インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治さんにお会いした。案内されたのは整理整頓された事務所で、応接室は和の伝統が洋のインテリアに溶け込み、とても落ち着いた雰囲気。無垢材を使った椅子やテーブルも所員がデザインしたものだという。ドーンデザイン研究所の若い所員のかたにお茶を出していただいたが、エスプレッソを飲み終わり、のどが渇いたときに日本茶すっと出る。菓子も飲み物に合わせて2種類。大変礼儀正しい作法で、お茶出しは日本舞踊の所作を見ているように澱みない。感心していると、「おもてなしの心がデザインの基本」と水戸岡さん。とくに鉄道というパブリックデザインの場合は、それがないと、デザインのためのデザインで終わってしまうという。九州のデザイン特急に乗ってみて、本当にその意味が実感できた。

その他特集・連載

  • 連載 私の国鉄青春日記 3

    新前車掌、“泣きマル”に救われる

    檀上完爾

  • 鉄道写真劇場 3

    上野駅・人間模様

    荒川好夫

  • 世界の“夢列車”に乗ろう!3

    マッターホルン・ゴッタルド鉄道

    石塚純一

  • 連載 鉄道ひとり、ほろ酔い紀行 3

    津軽、ストーブ列車はゆくTsugaru, Stove Train in the Snow

    紀行作家・本誌編集長/芦原伸

May 2017

2017年5月

鉄道旅行の魅力を
語る、深める、伝える

  • 鉄道KING
  • メモリアルブック