第9回 スーパーあずさ・あずさ

 狩人の大ヒット曲「あずさ2号」で知られる特急「あずさ」および「スーパーあずさ」は千葉・東京・新宿~松本・南小谷間で運行されている特急列車。列車名の「あずさ」は信濃川水系犀川の上流域を指す梓川にちなんで名付けられた。...

第8回 トワイライトエクスプレス

日本最長距離を走る旅客列車が大阪と札幌を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」だ。その距離は下り(大阪→札幌)が1,495.7km、上り(札幌→大阪)が1,508.5kmに及ぶ。...

第7回 スーパー北斗・北斗

 北海道の主要都市である函館と札幌を結ぶ特急列車は「スーパー北斗」7往復、「北斗」4往復の合計11往復が運転されている。「スーパー北斗」および「北斗」は道南エリアのメインルートである函館本線、室蘭本線、千歳線を最高130km/hで駆け抜ける高速ディーゼル特急だ。...

第6回 南風

 四国での特急列車の登場は比較的遅く、山陽新幹線が岡山まで延伸された1972(昭和47)年3月のことである。高松~松山・宇和島間の特急「しおかぜ」と高松~中村間の特急「南風」が設定され、キハ181系26両を新製して運転を開始した。当初は1往復のみであったが、東京~宇野間の寝台特急「瀬戸」と宇高連絡船を介して宇野で接続するダイヤが組まれた。...

第5回 北越

 北陸地方の都市間輸送に従事する「北越」は「いなほ」と同時期の1969(昭和44)年10月に登場。今日にいたるまで一貫して国鉄形特急車両の485系を使用している。「北越」は大阪~新潟間の臨時列車としてスタートし、輸送体系の変化によって列車本数の増減を繰り返してきた。...

第4回 やくも

出雲国(島根県東部)へ向かう特急「やくも」の列車愛称は、出雲にかかる枕詞である「八雲立つ」にちなんでいる。その象徴としてヘッドマークには8つの雲が図案化されている。「やくも」の愛称名は1959年9月に米子~博多間の準急列車で初めて使用され、1965年11月に東海道新幹線から接続する新大阪~浜田間の特急列車にも採用された。1972年3月の山陽新幹線岡山開業に伴って、岡山~出雲市間を山陽本線・伯備線・山陰本線経由で結ぶ特急列車として運行を開始した。...

第3回 (ワイドビュー)しなの

 新幹線を除く在来線の昼行特急列車の最長距離(実走行距離)は444.1km(営業キロは441.2km)。この最長距離を走る特急列車が大阪発長野行きの「(ワイドビュー)しなの」16号である。これまでは新潟~青森間458.8kmの「いなほ」であったが、2010年12月4日のダイヤ改正で運行区間が短縮され、「(ワイドビュー)しなの」が最長距離列車となった。...

第2回 指宿のたまて箱

九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業に伴って、鹿児島中央~指宿間に登場した特急「指宿のたまて箱」。なんともユニークな列車名である。これは指宿に伝わる竜宮伝説にちなんで名付けられたもので、「いぶたま」の愛称があり、列車の至るところに「IBUTAMA」とローマ字書きされている。海側が白、山側が黒と車両を真っ二つに分断したような大胆なカラーリングが目を引く。玉手箱のイラストと玉手箱を包む紐をアレンジした楽しい外観だ。この「いぶたま」のデザインは個性的な列車のデザインで知られるドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏が担当した。...

第1回 カシオペア

A寝台個室だけで構成されるもっとも贅沢な列車…、それが上野~札幌間を走る寝台特急「カシオペア」である。シルバーに輝くステンレス製のE26系客車を使用する。このE26系はJR時代になって製造された唯一の客車編成である。しかも、12両編成1本しか存在しないため、毎日運転ではなく、下りの上野発が火・金・日曜、上りの札幌発が月・水・土曜の週6日の運転だ。ただし、夏休みや年末年始といった多客期は隔日運転となるが、車両の検査や点検などで10月下旬から12月上旬には運休することもある。...

July 2017

2017年7月

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