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今月号の目次

巻頭特集
鉄道富嶽百景

Graph “おらが富士山”鉄道

1泊2日で8峰をめぐる
“おらが富士山”挑戦記

旅鉄SPECIAL PLAN
“おらが富士山”を巡る新春鉄道旅

富士山麓、ぐるり一周。
鉄道富士講の旅
文◎松尾スズキ 撮影◎金盛正樹

東海道富士見路線めぐり
私だけの“富嶽百景”
文◎桐生典子 撮影◎若杉憲司

取材ウラ話

富士山が見えない……
 今までにこれほど天気に依存する特集はあっただろうか。「鉄道富嶽百景」と題した特集で富士山が見えなければ意味がない。桐生典子さんの東海道取材は10月17日。16日に台風26号(名前はウィパーでした)が関東地方に急接近しており、急遽予定をずらして台風が東京を去ってから迎えた取材1日目だった。「台風一過で、ど・ピーカン! これは最高の画がとれるぞ」と期待を胸いっぱいに東海道新幹線に乗り込んだ。待っていたのは、富士山の胸いっぱいにのしかかった雲だった(苦笑)。今年は暑さで水蒸気があがり、雲がかかってしまうことが多かったそうだ。とはいえ、最終的に見ることができてほっと一安心。
 つづく松尾スズキさんの取材は10月20日。これまた雨模様。新宿を出発した「ホリデー快速 ビューやまなし」の車内は静まりかえっていた。富士急・富士山駅に着くころには雨も本降りだ。河口湖まで行き、これでもかと近づいたところで、見えないものは見えない。2日目も見事なモノトーンな空。雲間から青空が顔を出すこともなく、のっぺりと厚い雲が敷かれている。ここにきて編集・山田、具合が悪くなってきた。「このままで誌面どうするんだよ……。編集部帰れねぇ」(泣)おかげで身延線に乗った記憶はほとんどない。
 でも、松尾さんが言っていました。「2日間、富士山を見に行って見ないで帰ってくるほど贅沢な旅はない」と。松尾さん、金盛カメラマンありがとうございました!(山田)

ph01道中、地元の名産よりなによりタクシーの運ちゃんがおすすめしていた河口湖駅前の土浦食堂の「モツ煮」

御殿場線ものがたり
文◎塚本雅啓

吉田初三郎が描いた御殿場線
文◎赤岩州五

鉄道トリビア
御殿場線7不思議

文学者が描いた「本線時代」御殿場線を読む

東京鉄道富士百景
文◎尾﨑洋

第2特集
高鉄345km、鉄道総延長約1700kmの魅力
熱烈!台湾火車紀行

取材ウラ話

“おおらか”な台湾の鉄道風景
 台湾観光協会のタイアップ取材で台鉄(台湾鐵路管理局線)に乗った。列車、システム、車窓、駅……。どれも日本の鉄道に似ていた。でも、不思議なのは取材中、鉄道ファンの姿を見かけることがなかった点だ。台湾にも熱心なファンがいると聞くが、絶対数が少ないのか? 気になって書店をのぞいても、鉄道雑誌は見当たらない。そもそも鉄道棚がないのである。屏東線の竹田駅でデジタル一眼を構えて写真を撮っている人がいたが、話かけると日本の台鉄ファンだった。あとで調べてみると、『鐵道情報』という隔月刊誌が発行されているらしい。しかし、これ1冊だけである。20誌以上の鉄道商業誌がしのぎを削る日本、ドイツ、イギリスなどと比べると、鉄道趣味はまだまだ発展途上ということなのだろう。
 驚いたのは駅構内の規正の緩さである。日本同様、安全と正確な運行を第一義としているにもかかわらず、ローカル線の終着駅では乗客が自由に線路に降りて記念撮影をしていた。これを咎める駅の職員もいない。運転中、乗客から果物をもらっている運転士がいた。この運転士に質問をすると、何でも気さくに答えてくれ、タブレットを見せてくれた。それも運転中! 何ともおおらかである。そんな台鉄に乗っていたら、50年以上前の子供の頃を思い出した。当時、最寄りの駅(両毛線のローカル駅)は遊び場だった。構内には自由に出入りができた。ホームで駅員さんのホイッスルを吹かせてもらい、改札鋏で遊んだ記憶もある。台鉄にはまだ、そんな旧き良き時代の鉄道が生きているのだ。
 それでも台鉄は転換期を迎えている。イントレやブルーシートで囲われた工事中の駅がやたらと多く、施設がどんどん新しくなっているらしい。関係者に取材すると、遅れているバリアフリー化、複線化、高架化工事を急ピッチで進めているのだという。便利になるのはいいが、僕が感じた「台鉄のおおらかさ」だけは失って欲しくない。(町田)

ph02座席指定でき、リクライニングもある特急列車は無料。おおらかだ

連載

櫻井寛 ようこそ! 世界の夢列車へ vol.8
「ムグンファ号」でローカル線をゆくを行く

がんばれ! 第三セクター Section 04
大きな自然の“おもてなし”野岩鉄道

鉄道旅行をもっと深く、もっと楽しく
情報トレイン
駅前広場
鉄旅相談室
富士山が見える路線ランキング
PRESENTS
BOOKS & ENTERTAINMENTS

鉄道写真劇場
深い森にディーゼル音が吸い込まれていく
森林王国日本の矜持がここにある。
vol.14 梅木隆秀

乗り鉄 道具学 vol.13 Manfrotto
機動力を損なわず撮影機材一式を収納。こんなカメラバッグを待っていた!

鉄道の見える部屋・第14 回
ホテルモントレ大阪

寝台特急「あけぼの」
終着駅へのカウントダウン

次号予告/奥付/バックナンバー

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