乗り鉄道具学

vol.7 FUJIFILM【X-S1】

望遠からマクロまで、驚愕の26倍ズームを手に入れよう。

“帯に短し襷に長し”を解決

 鉄道趣味を深めるためには「カメラ選び」で妥協はしたくない。列車の走行を撮る高倍率ズーム、旅のシーンを切り取る広角レンズの両方を補完できるカメラが欲しい。
 「FUJIFILM 」Xシリーズの第3弾「FUJIFILM X?S1」は35ミリ換算24?624㎜相当の26倍高倍率レンズを一体化。走行写真も旅のスナップもこれ一台で十分に撮れてしまう。
 レンズを一体化したことで「EXR CMOSセンサー」と「EXRプロセッサー」のバランス感覚が高く、高速レスポンスと高速連写が可能となり、接近してくる列車にもきちんとピントが合う。高倍率ズームだけに、気になるのは、手動ズーミングによる手ブレだ。高性能なレンズシフト式手ぶれ補正を採用し、金属製カムと特殊グリスを使い、動きは安定してなめらか。鉄道写真の醍醐味を堪能できるのだ。
 また、視野率100%の高精細電子ファインダーで、イメージ通りのカットを収めることができ、マルチアングル液晶モニターを使えばハイ ローポジションでの撮影に偉力を発揮。ダイナミックな画を、ファインダーを覗くことなく狙える。鉄道趣味人にとって、これほど使い勝手のいいカメラはない。

FUJIFILM【X-S1】

有効画素数 1200万画素
マニュアルズーム 26倍(24-624mm)
液晶サイズ 3.0型
最高感度 ISO12800
焦点距離 f=6.1mm~158.6mm(35mm判換算:24mm~624mm相当)
開放F値 F2.8(広角)~F5.6(望遠)
レンズ構成 12群17枚(非球面レンズ8面4枚、EDレンズ2枚)
質量 約945g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
参考価格 79,800円

November 2020

2020年11月

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