乗り鉄道具学

vol.5 SWANS【Clip On Grasses】

「スワンズ」で深める夏の鉄道旅!!

クリップ・オン・グラスに開眼!

 鉄道旅とサングラス。両者の相性について考えてみた。客観的に見て鉄道ファンでサングラスを常用している人は少ない。
 鉄道ファンは控えめでおとなしいから? グラスファッションに関心がないから? いずれも否である。〝鉄ちゃん〟は駅のホームや構内、列車の中が大好きで、観光シーズンでも、太陽光が降り注ぐ観光地に立つことは少ない。だからサングラスをかける必要性を感じないのだ。
 それ以上に眼鏡使用比率が高い〝鉄ちゃん〟たちにとって、サングラスの敷居は高い。高価な度付きサングラスを誂えなければならないからだ。本音をいえば、「度付きサングラスに投資するくらいなら、きっぷを買いたい!」というのが偽りのない〝鉄心〟だろう。
 そこでおすすめしたいのが、クリップ・オン・グラス。眼鏡にワンタッチでセットでき、サングラスを跳ね上げるだけで、通常の視界を回復できる便利なアイテムだ。セルフレーム、金属フレームのどちらにも装着できる。
「ああ、あれか。すぐに壊れそうだけど、大丈夫?」と思われる読者もいるかもしれない。しかし、クリップ・オン・グラスは、日進月歩の進歩を遂げている。堅牢でレンズカラーが豊富。フレームの形状に合わせて、デザインの選択肢の幅も広がっている。先入観は捨て去ったほうがいい。

〝鉄ちゃん〟の強い味方→小見出し

 使用されるレンズの素材も進化している。本稿で紹介するのは、「スワンズ」ブランドで知られるリーディングカンパニー、山本光学のクリップ・オン・グラス。同社製品はバリエーションが多く、偏光性能、UVカット性能、堅牢さ、デザインが高く評価されている。プロゴルファーの石川遼やトップアスリートたちに愛用され、スワンズグラスはアウトドアの世界でもお馴染み。鉄道旅でもこれを使わない手はない。
 どうして鉄道旅が便利になるのか? まず、光の乱反射を抑えられるので、景色がくっきりと見え、レンズカラーによっては緑が鮮やかに浮かび上がる。それに偏光レンズの力でガラス越しの景色や建物の内部がはっきりと確認できる。これは「観察命」の〝鉄ちゃん〟の強い味方になるはず。また、トンネルが多い路線などでは車内で使用すると、フリッカー効果による目の負担を減らすことができる。鉄道旅で目にやさしいサングラスをかければ、もう手放せなくなるはずだ。

November 2020

2020年11月

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